仮眠のとり方

人間は、一日うちで、午前2時から4時の間に、もっとも眠くなります。

この午前2時から4時という時間帯は、体温も下がり、人間の活動が、もっとも低調になっている時間帯です。

この時間帯の強い眠気は、生体リズムによって刻まれていますので、避けることができません。

そのため、この時間帯の眠気を、全く消してしてしまうことはできないのです。

人間の眠りは、生体リズムと、ホメオスタシス(疲れたら眠くなるという機能)の2つのバランスによって、制御されています。

生体リズムはコントロールできませんが、もう一方の、ホメオスタシスはコントロールすることが可能です。

ホメオスタシスを、少しでもコントロールすることができれば、夜勤が少しは楽に行える様になります。

ホメオスタシスという機能は、脳内にたまった疲労物質が、睡眠中枢を刺激することにより、眠気を引き起こします。

そのため一日のどこかで、日中にたまった疲労物質をいったん取り除いてやれば、その分だけ夜勤のときの疲れと眠気を軽くすることができます。

そして、その疲労物質を取り除く方法は、いまのところ睡眠以外にはありません。

そうです。脳の疲れは、睡眠でしか回復できないということなのです。

夜勤の前に睡眠をとっておけば、深夜の疲れと眠気をを軽減できます。

人間の眠気のリズムからいえば、午後2時から4時の間は自然と眠気が高まってきます。

この午後2時から4時の時間帯が、夜勤に備えて仮眠をとるのに適した時間帯だといえます。

逆に夕方7時から9時は、交感神経が最も活性化している時間帯です。この夕方7時から9時の時間帯は、仮眠をとらないほうがいいでしょう。

日勤など、夜中に十分眠れる状態にあるときには、昼の仮眠は15分から20分ぐらいが適切なのですが、夜勤のに備えるための昼寝では、疲れた脳を少しでも修復しておくことが目的なので、90分から120分ぐらいがおすすめです。